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エキサイティングな家族になること不可避! ご近所とはふた味違う新世代ファミリーカー5選

掲載 更新 11
エキサイティングな家族になること不可避! ご近所とはふた味違う新世代ファミリーカー5選

 この記事をまとめると

◼︎新世代のファミリー向けクルマを紹介

この後席は狭すぎる! 一見ファミリー向けなのに家族で使うには厳しいクルマ6選

◼︎パワートレインなども多様化していて選択肢は多い

◼︎決め手は家族のライフスタイルを考えること

 楽しさが詰め込まれた最新のファミリーカーとは

 皆さんは「ファミリーカー」と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか? 30~40年前は、間違いなくセダンが花形でした。そこからミニバンブームがやってきて、今でもスライドドアの便利さや広大な室内空間がファミリーカーとして支持されていますね。スライドドアがいらないという人たちには、SUVもファミリーカーとして大人気です。

 でも、最近じわじわとファミリーに支持され始めているクルマたちを見てみると、決してミニバンやSUVだけではないのです。脱炭素社会に向けて新しい技術を搭載したクルマたちや、世界に誇れる最新技術を実現したクルマたち、ワクワクするような遊び心があるクルマたちなどが注目を集めています。今回はそんな「新世代ファミリーカー」とも呼べるモデルたちをご紹介したいと思います。

 1)テスラ・モデル3

 1台目は、ガソリン車を作ったことのない新進気鋭のEV専門メーカーとして彗星の如く現れたテスラから登場した、コンパクトセダンのモデル3です。コンパクトといっても、600kmほどの走行が可能なバッテリーを搭載しているため、室内は大人4人がゆったりと乗れるスペースは確保されています。乗って誰もが驚くのが、大きな液晶モニター以外、ほとんど何もないインテリア。ライトやワイパー、エアコンといった車内外の操作も、ナビやエンタメなども、ほぼすべての操作がタッチパネルを使って行うようになっていて、もはやクルマというより大きなスマホのようです。

 そして、子供がいるファミリーに嬉しいのが、そのパネルの中にある「おもちゃ箱」というスイッチ。ここにはユーモアたっぷりでサプライズ好きなイーロン・マスク氏らしい、さまざまな遊び心あるアクティビティが隠されているのです。たとえば充電中に絵が描けるスケッチブックとか、作曲やリミックスができるものとか、ウインカーの音が「おなら」になるブーブークッションなんて、子供ウケ抜群ですね。

 ワイヤレスコントローラーで後席からもゲームが楽しめたり、オンデマンド配信で映画やアニメが見放題だったりと、退屈知らずなところもファミリーにぴったり。価格が500万円台からと、大幅に引き下げられたので手が届きやすくなりました。

 2)三菱アウトランダーPHEV

 2台目は、新しくなって大きく進化した三菱アウトランダーPHEV。プラグインハイブリッドですが、EVだけでも最大80km以上走れるので、近所の買い物などはガソリンを使わないで移動できるのがいいですね。

 またそれだけでなく、世界ではまだこのアウトランダーPHEVでしか採用されていない、最新の四輪制御技術がスゴイ。常に四輪で道路状況などをセンシングして、何かコトが起こる前に制御をするという、新感覚の四輪駆動となっています。走行モードは7つもあって、もはやどんな天候も路面もどんと来い。

 アウトドアレジャーが趣味のファミリーなど、これさえあれば何も怖くないほど頼もしいファミリーカーだと言えそうです。従来は5人乗りのみでしたが、新型からは3列シート7人乗りも登場しているのが嬉しいですね。

 いつまで乗ってても飽きない魅力が満載!

 3)トヨタMIRAI

 3台目は、水素で走る燃料電池車で新型となったトヨタMIRAI。開発者の皆さんが、燃料電池車としてではなく、まずクルマとして魅力あるものにしたいと強い信念で作り上げたというだけあって、外観のデザインは4ドアクーペのように美しく、インテリアも上質で丁寧な仕上げ。

 ファミリーカーとしても十分なスペースと、大きなトランクスペースを備えています。何より感動するのは乗り心地の良さで、後席に座っていてもまるで道路の舗装をやり直したのかと思うほど、しっとりと落ち着いた快適性です。また、高速道路では120km/hまでのハンズオフドライブや自動で追い越しをしてくれる機能など、先進の運転支援技術が使えるため、長距離走行もかなりラクで安心。

 水素ステーションがまだ少ないという弱点はありますが、2030年くらいになるとかなり増える予定だということで、だんだんと便利になっていくのではないでしょうか。

 4)日産ノートオーラNISMO

 4台目は、本当はスポーツカーに乗りたいけど、家族がいるからガマンしているというご夫婦にお勧めしたい、日産ノートオーラNISMO。そうです、数々のモータースポーツシーンで栄冠を手にしているニスモが手がけた、レーシングスピリッツを継承しているコンパクトカーです。

 ベースとなっているノートからして、小型エンジンを発電専用に搭載し、100%モーター走行をするため俊敏でスポーティな走りも得意なのですが、ノートオーラNISMOはさらに、システム限界までパワーを高め、足まわりなどのセッティングもニスモらしさを追求したということで、発進からもう笑っちゃうくらいの速さ。ハンドリングもキビキビとしていて楽しく、低重心でコーナリングも見事なものです。

 後席スペースやラゲッジもしっかりとファミリーで使いやすいので、走りが楽しめる新世代ファミリーカーと言えると思います。

 5)シトロエン・ベルランゴ

 5台目は、ここまでの4台のように技術的には新世代と呼べるものはないのですが、スライドドアがついてミニバンとSUVのいいとこ取りをしたようなパッケージングと、独創的な収納などの遊び心が楽しいファミリーカーとしてピックアップしたいシトロエン・ベルランゴ。

 5人乗り+広大なラゲッジで、スペース的にも使い勝手もファミリーにぴったりなんですが、さらに驚くのが、天井が後席まで大きなガラスルーフになっていて、その下に前後を貫く柱が通っており、なんとそれが収納棚になっていること。上着やタオルなど軽いモノならぽいぽいと収納できて、室内はスッキリ。光が室内全体に注ぐので明るい雰囲気なのもいいですよね。また、後席の後ろには釣り戸棚が備えてあって、後席からもラゲッジ側からも開けて、中のものを取り出すことができるのが便利。

 シートをフラットにすると車中泊にもぴったりだし、とにかく家族でのお出かけを楽しくしてくれる工夫がたっぷり詰まった1台だと思います。

 ということで、EVやPHEV、FCVといった新たなパワートレインを搭載しつつ、ファミリーにも嬉しい魅力があるクルマたちをメインにご紹介しました。ミニバンやSUVといったジャンルにとらわれず、こうした新しい技術に注目してみると、意外や皆さんのファミリーにぴったりのクルマが見つかるかもしれませんね。ぜひチェックしてみてほしいと思います。

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みんなのコメント

11件
  • セダンがファミリーカーならシビックタイプRも入れてやろうよ
  • 子供も産まれたからミニバンにしようと言ったら
    「安全の事を考えたらセダン以外無い!」
    って言われた。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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